一般的な外務省の危険レベルについて(2024.2.07 時点)
現地情報は現在、刻刻と変化しており、日本のメデイア情報は十分ではありません。
広範囲に現地情報に合わせて欧米系情報にもご留意ください。一般のヤンゴンでの状況と地域(シャン州・ラカイン州など)の状況に違いがあります。
ミャンマー・シャン州南部の戦闘状況に関する注意喚起
(1) ミャンマー東部に位置するシャン州南部ではこれまで大きな戦闘は発生していませんでしたが、本年1月中旬以降、ミャンマー国軍と少数民族武装組織(注)の戦闘が発生しています。シャン州の主要都市であるタウンジー市の周辺地区で銃撃戦や国軍による空爆が行われ、多数の避難民が発生しています。
(注:パオ民族解放機構(PNLO)及びパオ民族解放軍(PNLA))
(2) 現時点では、タウンジー市内や観光地であるニャウンシュエ地区(インレー湖周辺)及びカロー地区では戦闘は発生していませんが、周辺地区での戦闘が長期化すれば、これらの地域でも避難民の流入や周辺の交通網の遮断などが生じる可能性があります。
(3) ミャンマーに関しては、大部分の地域にレベル2(不要不急の渡航は止めてください)の危険情報を発出していますので、今般の状況も踏まえて、シャン州南部への渡航は控えてください。シャン州南部に滞在している場合は、ヤンゴン等への一時避難を検討してください。
(4) なお、シャン州コーカン自治地帯(ラウカイ市を含む)等にはレベル3(渡航は止めてください)の危険情報を発出し、昨年11月8日にはシャン州北部への渡航を控えるよう呼びかけるスポット情報も発出していますので、併せてご留意ください。
レベル1 | 十分注意してください |
レベル2 | 不要不急の渡航は止めてください |
レベル3 | 渡航は止めてください(渡航中止勧告) |
レベル4 | 退避してください。渡航は止めてください(退避勧告) |
(出所)日本外務省海外渡航安全情報 より